今回、富士フィルムのミラーレスを購入したいと思い、X-M5を予約したことは前の記事で述べました。

ただ4ヵ月も納期がかかるということで待ち遠しいなあ、と考えていた時、フト思ったのは以下の事です。
- GWには間に合わないし
- 梅や桜の時期も過ぎるか
- ファインダーが無いのはやはり役不足か
- 防塵防滴がないなあ
- 手振れ補正はあった方がいいかな
- OISのないレンズにもいいものがあるし、オールドレンズも使うかも
- ボディで十数万円なら他にもありそう
ベストはX-T5ですが、ボディだけで20数万円なので今回は除外です。予算はレンズ込みで約20万以下だとしたら旧モデルを考えてみました。
- X-T3まではメーカー修理受付が終わっているのでやめとこう
- X-T4以降でボディ内手振れ補正がある
- 画素数は2,000万画素は欲しいのでX-T1は除外
- X-T1,2あたりの中古でも10万近くしている
- X-T4の中古は15万円前後と普通
- X-T3の中古は12万円前後、X-T5の中古は23万円前後
- フィルムシミュレーションは最新に較べて古い機種ほどないものがある。例えばX-T4はX-T5より2個少ない
- シャッター耐久が15万回から30万回に改良されている
ということを総合すると、X-T4の中古が良さそうです。何かあった時でも少なくともあと数年はメーカーで修理できそうです。まだ購入はしませんが有力候補です。
改めてX-T4という機種を傍から考えたいと思います。まだ持っていないのでそういうイメージというか想像が楽しい時期だと自覚しています。
手振れ補正機能
ボディ内手振れ補正があるのは嬉しいです。レンズを選ばず、よりブレのない少ない写真ができるのはいいことと思います。以前、この機能がない機種にしようかと考えていた時(X-T2,3)はしっかり保持して撮影しようと妥協していましたが、やはり手振れ補正機能はあれば便利です。
最大6.5段とありますが、この段というのはシャッタースピードを6段階落とすことができるということです。例えば1/60が限界であるとき、手振れ補正があると1秒ということになります。実際にはブレ方でそんな単純な計算ではないでしょうが、手振れ補正なしのカメラで手持ち、1秒でブレずに撮影できるとは思えません。超広角レンズでも無理でしょう。かなり前、Canon F-1を使っていまして、その時に試したことですが、標準レンズ50mmでは1/4程度であれば手持ちも可能ですが、1秒では何度やってもブレました。
案外手振れというのは起きやすいです。顔にカメラをあててじっくりシャッターをきると起きにくいものの、それ以外のローアングル、手を上に上げながらとか、乗り物に乗りながら撮影する時などはブレやすいです。そんな時にこの機能があると助かります。
動画
このカメラは動画の機能も考えてあるようで、静止画と動画の切り替えスイッチがあります。まだ詳しくは確認していませんが、いくつかの便利な機能があります。
ほぼ静止画しか使わないつもりです。古い頭で申し訳ないのですが、動画というのは観る際に面倒な機材が必要であることが多く、例えばDVDプレーヤーとかパソコンとかです。それに較べて写真はどこでも貼っておけるしアルバムを開けば鑑賞できるということで、動画より手軽でした。
最近はスマホやタブレットでも気軽に動画が観賞でき、静止画より情報も密になっていると感じます。そういうことでたまにはカメラで動画もありかなと思います。このX-T4であればそれもできそうです。
以前使っていたSONY製a7IIでも動画はいくつか撮ったことはあります。ただ、いくつかの制約があり、それを考えるとX-T4は使いやすそうです。
デザイン
ミラーレス一眼というものが登場してからはどちらかというと角ばったものが少なくなり、近代的な形状が増えてきました。
それに較べ、このX-Tシリーズは昭和っぽいというかレトロというか、何となく懐かしい感じがします。それでいて決して古いわけではなく操作しやすいしっかりとしたデザインです。もしデザインが古いだけであればあまり人気はでないでしょう。
それが証拠に若い人も含め非常に人気があります。フィルムシミュレーションがあるとか写りがいいとかだけではここまでの人気は出なかったでしょう。設定したいものがダイアルで存在しているということがいいのです。

まだまだありますがこの辺で
コメント