ごく少数なカメラを除くとカメラボディの色はブラックかシルバーになっています。シルバーの場合は下がブラック、上がシルバーという配色です。

半世紀前までだとほぼシルバーがメインであり、ブラックは特殊で、限定モデルでもありました。素材が真鍮にブラック塗装だったと記憶しています。
それが40年くらい前からブラックが標準となり、シルバーは少数派となってきました。ちょうどボディ材質が樹脂になった頃でもあります。
ところで現在、シルバーを採用する機種、メーカーもあります。レトロっぽいというかツールとしての魅力を感じさせようとしています。
もしカメラを買う場合、どっちにしようか大変迷います。それは両方とも良し悪しがあるからです。相反するものがあります。以下の比較は個人的な考えで書いてみますが、良いところだけ挙げてみます。
フィルム時代のブラックボディのことです。学生時代に買ったCanon F-1ですが、10年くらい使ったら角がピカピカになり、下の真鍮色が出てきました。
では、現在の国内メーカーのカメラはどうなのかを調べると、金属ボディ、マグネシウムボディに下地を塗り、その上からブラックまたはシルバーの塗装を施しているようです。
なのでそれが禿げたり傷がつくと黒いような下地が出現することになります。ブラックボディであればそう目立たないかも知れませんが、シルバーボディだとかなり目立ちます。事実、X-T4の中古をあれこれ見ているとシルバーの軍艦部や底板がかなり見た目が良くないことになっている個体を見ています。以下は参考画像です。ただこんな個体はそれなりに価格が安くなっているのでこれもありですね。写りには関係ないので。


一方、ブラックボディではネット上の画像ではほぼわかりません。実際は傷はあるはずですが、そういう意味では中古でも傷が目立たないのでブラックボディもありですね。
シルバーボディは被写体に写り込んでしまうというデメリットがあるようですが、そんな時ってブラックボディでも同じかと思います。程度の差ですが、人の服装や顔まで考えるとそれほどのデメリットでもない気がします。
結果、自分の好みでは今のところはシルバーボディが有力候補です。オールドレンズも使うだろうし、レトロな見た目も好きです。底板の多少の傷は目を瞑るとして、軍艦部はほぼ傷が目立たない物を選ぶつもりです。
傷が付く原因はバックやポケットに入れたとき、他のキーホルダーなど、硬いものと擦れることが原因です。私の場合はそういう場合は必ずタオルやケースに包んで入れます。万一ぶつけたときは仕方ありませんが、そうなれば近似色の模型用塗料でも塗りましょうか。
ここのところ毎日中古情報を見ています。先月(2月末)には良いものが1件あったのですが、1週間もしないうちに売れていました。残念ですが、そういう楽しみ?もあります。情報集めはボディもそうですがレンズやバッテリーなど、忙しい日々です。(笑)

こういう時期が一番いいのかもしれません
2025.3.12追記
中古品を見ていると、ブラックボディが多いですね。売れた割合が多いのか、手放す割合が多いのかは判りませんが、ここはやはりブラックボディのほうが玉数が多いと考えましょう。
傷が目立たないのがブラックボディの良いところです。あまり待っても仕方ないので案外ブラックボディになるかもしれません。リミットはあと数日!
2025.3.13追記
先日の午後にシルバーボディが新着とあり、パソコンの画面から見る限りは多少の使用感はあるものの、【良品】というものをポチりました。待っていれば他にも出てくるかもしれませんが、これに決めました。マップカメラさんからです。レンズはXF16-80を選んでいます。これについては別途です。
本来はカメラとしての調子がどうかなので自分が納得できればいいわけです。案外、こういう形で選んだものは外れがないと感じていますし、実績?もあります。後日出てきた見た目が良いものでも動作はどうかはわからないのですから。それに保証もあるので。




後記というか感想を一言。最後まで迷いました。シルバーかブラックかという点です。シルバーは傷が目立ちやすそうですし、玉数が少ないです。でも初心貫徹です。
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