この峠は長野県茅野市と伊那市を繋ぐ国道152号線にあります。ちょっと前に井出孫六の【日本名百峠】という本を古書として購入しましたが、それにも載っている峠です。
行ったのは11月3日。野麦峠を越えてこの峠にやってきました。ということで伊那市側からですね。峠の茶屋と蕎麦屋があります。


峠の茶屋の二階に登ると軽食もできるようですが、そこにはドアを開けると狭いながらも展望台がありました。そこからの写真を載せておきます。


左側に諏訪湖が見え、右には赤岳などが見えます。横長の写真はパノラマで撮ってみました。

峠ステッカーはこの二階にありました。
来る前に地図だけをチラッと見て行ったので、ちょっとした小さい峠かなと思っていたのですがスケールが大きかった。この峠の茶屋は1,200mを越えていますし、前後の峠道もなかなか走りがいがあります。
帰ってきてから改めてこの道がどこにあるかを眺めると、南アルプスの北側です。これより南側の道はなく、ずーっと下って浜松市から国道352号線へと抜ける道があります。それが直線距離で80km以上南にあるのですからこの峠は貴重ですね。そういうことで整備された走りやすい峠であることが納得できます。
北陸地方から茅野市やそれ以南へ行く場合、ほぼ中央道か国道20号線になると思いますが、時には余裕のある時、アクセスも良く、それほど山奥ではないので再訪できそうです。
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